【プロが教える】在宅中でも安心!今日からできる防犯習慣10選
「家にいるから大丈夫!」そう思っていませんか?
実は、空き巣や強盗などの犯罪は、住人が在宅中に発生するケースも少なくありません。特に最近は、宅配業者や点検業者を装って侵入する手口も増えています。家にいるからこそ、より一層の注意が必要です。
でも、難しく考える必要はありません。ちょっとした習慣を身につけるだけで、犯罪者から狙われにくい家になり、あなたの安全を守ることができます。この記事では、今日からすぐに始められる在宅中の防犯習慣を10個、分かりやすくご紹介します。
在宅中でも油断禁物!今日からできる防犯習慣10選
1. 玄関のドアは常に施錠する
「ちょっとゴミを出しに行くだけ」「郵便物を取りに行くだけ」…そんなわずかな時間でも、玄関の鍵は必ずかけましょう。わずか数十秒の隙を狙って侵入されるケースは非常に多いです。ドアチェーンだけでなく、補助錠も活用して二重ロックを徹底するとさらに安心です。
2. 来訪者を確認してから応対する
インターホンが鳴っても、すぐにドアを開けてはいけません。必ずモニターやドアスコープで相手を確認しましょう。もし、不審な訪問者だと思ったら、無理に応対せず、「セールスはお断りしています」などと伝え、ドアを開けずに済ませるのが賢明です。
3. 窓の施錠も忘れずに
「窓を開けて換気したい」「ベランダに出入りするから」と、つい窓の鍵をかけっぱなしにしていませんか?窓からの侵入は非常に多い手口です。特に1階の窓は、外出時だけでなく在宅時も補助錠をつけるなどして対策を強化しましょう。
4. 宅配ボックスや置き配を活用する
宅配便を装った犯罪に備えるため、玄関先での受け取りを極力避ける工夫も有効です。宅配ボックスを設置したり、置き配サービスを利用したりすることで、直接対面するリスクを減らせます。
5. 窓の外に目隠しをする
家の中にいることが一目でわかるような状況は、犯罪者に狙われやすくなります。カーテンやブラインドを適切に使い、外から室内の様子が見えないようにしましょう。特に夜間は、室内の明かりが外に漏れ、人の動きがわかりやすくなるため注意が必要です。
6. 不審な物音には慎重に対応する
家の周りで普段と違う物音がしたら、すぐに窓を開けて確認するのではなく、まずはインターホン越しに声をかけたり、窓の外にいるかを確認したりして、慎重に行動しましょう。
7. SNSの投稿に注意する
SNSに「今からランチ!」「旅行に来てます!」など、リアルタイムで居場所を投稿するのは危険です。在宅を装っていても、位置情報や写真から行動パターンを特定されることがあります。SNS投稿は時間差で行うなど、注意が必要です。
8. 侵入されにくい環境を整える
家の周りに足場になるようなものを置かない、植木やフェンスが死角を作らないように手入れをするなど、自宅の周辺環境も常にチェックしましょう。犯罪者は侵入に手間がかかる家を嫌う傾向があります。
9. 防犯カメラやセンサーライトを設置する
手軽な防犯対策として、防犯カメラやセンサーライトの設置もおすすめです。玄関やベランダなど、人の出入りがある場所に設置するだけで、犯罪者の侵入を deterred し、録画機能があれば何かあった時の証拠にもなります。
10. 地域とのつながりを大切にする
近所の人との挨拶やコミュニケーションは、立派な防犯になります。「見られている」という意識を犯罪者に与えることができるからです。不審者情報などを共有することで、地域全体で防犯意識を高めることにもつながります。
まとめ
在宅中の防犯は、「狙われにくい家づくり」が鍵となります。
「たかが鍵を閉めるだけ」と思うかもしれませんが、そうした小さな習慣の積み重ねが、大きな安心につながります。今回ご紹介した10の習慣を一つでも多く実践して、あなたと家族の安全を守りましょう。
今日からできることから、ぜひ始めてみてくださいね。