窓を開ける季節の防犯対策:空き巣から家を守る3つのポイント
「窓から入る風が気持ちいい」「換気をして部屋の空気を入れ替えたい」
暖かくなると、窓を開けて過ごす時間が増えますよね。しかし、窓を開けっぱなしにすることは、空き巣に狙われる大きな隙になってしまいます。警視庁のデータによると、空き巣の侵入経路で最も多いのが「窓」だと言われています。
この記事では、窓を開ける季節に注意したい、空き巣から家を守るための防犯対策を3つのポイントに絞って解説します。今日からできる簡単な対策で、あなたの家と大切な家族を守りましょう。
1. 窓の開け方と換気のルールを見直そう
窓を開けるときには、ほんの少しの工夫で防犯効果を高められます。
「少しだけ」開ける:
窓を全開にせず、指一本分くらいの隙間を開けるだけでも、十分な風通しを確保できます。
窓のストッパーを活用し、それ以上開かないようにロックしておきましょう。
換気扇を活用する:
部屋の空気を入れ替えたいだけなら、窓を閉めて換気扇を回すだけでも効果があります。
特に、外出時や夜間は窓を閉めて換気扇を回すようにしましょう。
2. 侵入に時間がかかる窓まわりを強化しよう
空き巣は、侵入に5分以上かかると諦めることが多いと言われています。窓まわりを強化して、侵入に時間がかかるように工夫しましょう。
補助錠を取り付ける:
窓ガラスに貼り付けるタイプの補助錠は、二重ロックとなり、侵入に時間がかかります。
ホームセンターなどで手軽に購入でき、取り付けも簡単です。
防犯フィルムを貼る:
窓ガラスに防犯フィルムを貼ることで、ガラスを割られにくくすることができます。
外部からの衝撃に強くなり、侵入に時間がかかるだけでなく、台風などの自然災害時にもガラスの飛散を防ぐことができます。
面格子(めんごうし)を設置する:
窓の外側に取り付ける格子状の面格子は、侵入の抑止力になります。
特に、人の目に触れにくい1階の窓や、2階以上のベランダ窓に取り付けると効果的です。
3. 外出時や就寝時に「開いている窓」を作らない
窓を開ける季節は、ついうっかり施錠を忘れてしまうことがあります。
外出前の最終チェック:
家を出るときは、必ずすべての窓とドアが施錠されているか確認する習慣をつけましょう。
特に、死角になりやすい裏口やベランダの窓は、入念にチェックしてください。
就寝前の施錠:
「家の中にいるから大丈夫」と思いがちですが、就寝中に侵入されるケースも少なくありません。
眠りにつく前に、すべての窓が閉まっているか、そして施錠されているかを確認しましょう。
まとめ
窓を開ける季節の防犯対策は、**「窓の開け方を見直す」「窓まわりを強化する」「施錠の習慣をつける」**という3つのポイントが重要です。
心地よい風を室内に取り入れながらも、セキュリティを意識することで、空き巣のリスクを大幅に減らすことができます。
今日からできる簡単な対策で、あなたの家をより安全な場所に変えていきましょう。