街で不審者に遭遇!そんな時、どうすればいい? ~安全を守るための正しい対応方法~
突然ですが、あなたは街を歩いている時や、一人でいる時に「なんだかこの人、怪しいな…」と感じた経験はありますか? いわゆる「不審者」に遭遇してしまった時、パニックになってしまったり、どう対応していいか分からず固まってしまったり…なんてこともあるかもしれません。
でも大丈夫! 事前に正しい対応方法を知っておけば、いざという時でも冷静に対処でき、自分や周りの人の安全を守ることができます。今回は、不審者との遭遇時に取るべき具体的な行動について、分かりやすく解説していきますね。
1. まずは「危険」を察知!違和感を大切に
「不審者」と一言で言っても、その行動は様々です。
しつこくつきまとってくる
視線が合わないようにしているのに、なぜかこちらを見ている
不自然な動きをしている、うろついている
声をかけてくるが、内容が怪しい
こういった、「あれ?なんか変だな」「怖いな」という違和感や直感を大切にすることが、危険を察知する第一歩です。普段と違うと感じたら、まずは警戒心を高めましょう。
2. 【最優先】その場から離れる!逃げるが勝ち
もし、不審者だと感じた相手に近づかれたり、つきまとわれたりしたら、迷わずその場から離れましょう。
早歩きでその場を離れる
人通りの多い場所へ移動する
お店や公共施設など、安全な場所へ駆け込む
逃げることは、決して恥ずかしいことではありません。自分の安全を確保することが何よりも大切です。「逃げる」という選択肢は、常に頭に入れておきましょう。
3. 周囲に助けを求める!一人で抱え込まない
一人で対処しようとせず、周りの人に助けを求めることも非常に重要です。
大きな声で叫ぶ:「助けて!」「誰かいる?!」
近くにいる人に助けを求める:「すみません、この人につけられています!」
お店の人や、警備員に伝える
あなたの声は、不審者をひるませる効果も期待できますし、周りの人の注意を引くことができます。
4. 連絡できる状況なら、すぐに通報!
安全な場所に移動できたら、または逃げながらでも、すぐに警察(110番)に通報しましょう。
落ち着いて、ゆっくりと話す
現在地(分かれば住所や目印)を伝える
相手の特徴(服装、年齢、性別、顔の特徴など)を伝える
どのような状況か(つきまとわれている、声をかけられたなど)を具体的に伝える
「もしかしたら気のせいかも?」と思っても、念のため通報することが大切です。警察官は、あなたの通報を受けて、必要に応じてパトロールを強化したり、不審者の捜索に当たったりしてくれます。
5. 護身術?それとも…? 最終手段としての対抗
基本的には「逃げる」「助けを求める」が最優先ですが、万が一、身の危険が迫り、逃げられない状況になった場合は、最終手段として、自分の身を守るための抵抗も考えられます。
持っているものを武器にする(カバン、傘など)
相手の急所(目、鼻、喉、股間など)を狙う
ただし、これはあくまで最終手段であり、相手を刺激して状況を悪化させる可能性もあります。過度な抵抗はせず、あくまで自分の身を守ることに徹しましょう。
6. 事前の準備と日頃からの意識が大切
防犯ブザーやスマートフォンの緊急通報機能を活用する
夜道や人気のない場所では、イヤホンをしない、スマホをいじりすぎない
常に周囲に注意を払う習慣をつける
家族や友人に、どこへ行くか、いつ頃帰るかを伝えておく
日頃から防犯意識を高め、いざという時に備えておくことが、被害に遭わないための最も効果的な方法です。
不審者に遭遇することは、誰にでも起こりうることです。大切なのは、パニックにならず、今回ご紹介したような正しい対応方法を思い出して、冷静に行動すること。あなたの安全が、何よりも大切です。もしもの時のために、これらの知識をしっかり身につけておきましょう。