【知っておきたい】引っ越しシーズンに狙われやすい家と今すぐできる防犯対策
こんにちは!新しい生活を始める引っ越しって、ワクワクしますよね。でも、ちょっと待ってください!実は、引っ越しシーズンは空き巣や泥棒に狙われやすい時期でもあるんです。
新しい住まいで安心して暮らすために、今回は引っ越しシーズンに泥棒に狙われやすい家の特徴と、誰でもすぐにできる簡単な防犯対策について、分かりやすくお伝えします。
なぜ引っ越しシーズンは狙われやすいの?
引っ越しシーズンは、多くの人が出入りし、見慣れない人がいても不自然に思われにくい状況が生まれます。これが、泥棒にとって絶好のチャンスとなってしまうのです。
人の出入りが多い:引っ越し業者、清掃業者、近隣への挨拶回りなど、普段とは違う人の往来が増えます。
荷物が多く、無防備になる時間がある:荷物の搬入・搬出中は玄関や窓を開け放しにすることが多くなります。また、ダンボールや家具で部屋の中が散らかっていると、外部からの視界が遮られ、泥棒にとって好都合な状況が生まれます。
新旧の住人が入れ替わる:前の住人の生活パターンが読みにくく、また新しく入居した人が周辺の地理や防犯状況に詳しくないことも、狙われる要因になります。
狙われやすい家の特徴をチェック!
では、具体的にどんな家が狙われやすいのでしょうか。あなたの家が当てはまっていないか、ぜひチェックしてみてください。
1. 引っ越しの準備・最中にある家
これは最も典型的な例です。引っ越し作業中の家は、泥棒にとって「格好の獲物」と言えます。
ドアや窓が無施錠:荷物の出し入れで玄関や窓を開けっ放しにしている。
貴重品が放置されている:ダンボールに詰められた貴重品や、梱包されずに放置された高価な家電。
カーテンがない:入居初日や退去日にカーテンがついておらず、部屋の中が丸見え。
2. 留守が分かりやすい家
「この家は今、人がいないな」と泥棒に思わせてしまうと危険です。
郵便ポストに郵便物やチラシがたまっている:ポストがいっぱいだと、長期不在をアピールしているようなものです。
夜になっても電気がつかない:特に長期で家を空ける場合、ずっと明かりがつかないと留守だと判断されます。
洗濯物が干しっぱなし:何日も同じ洗濯物が干しっぱなしになっていると、不自然に思われます。
3. 侵入しやすい構造の家
侵入に時間がかからない、人目につきにくい家も狙われやすいです。
死角が多い:高い塀や植栽で外から見えにくい、建物の裏側や隣家との隙間が暗くなっている。
足場になるものがある:ベランダや窓の近くに、脚立や物置、ブロック塀などが置いてあると、そこから簡単に侵入されてしまう可能性があります。
鍵が一つしかない:玄関や窓の鍵が一つしかない「ワンドア・ワンロック」の家は、ピッキングや窓ガラスを破られるリスクが高まります。
今すぐできる防犯対策!新生活を安全にスタートしよう
では、これらのリスクを避けるために、私たちは何をすれば良いのでしょうか。
引っ越し作業中の防犯対策
貴重品は自分で管理する:現金や通帳、宝石類などの貴重品は、ダンボールに梱包せず、常に身につけておくか、手荷物として自分で運びましょう。
ドア・窓の施錠を徹底:荷物の出し入れ中でも、少し家を離れる際は必ず鍵をかけましょう。引っ越し業者が作業している間も、玄関やトラックの荷台から目を離さないようにしましょう。
入居初日にカーテンを取り付ける:入居したらまずカーテンを取り付け、部屋の中が見えないようにしましょう。女性の一人暮らしの場合、外から見て女性の部屋だと分からないように工夫するのもポイントです。
普段の生活でできる防犯対策
「ワンドア・ツーロック」を心がける:補助錠をつけたり、窓に鍵を追加したりして、侵入に時間がかかるようにしましょう。泥棒は侵入に5分以上かかると、7割が諦めると言われています。
人感センサーライトを設置する:玄関やベランダなど、家の周りをセンサーライトで明るくすることで、泥棒が侵入をためらう効果があります。
防犯グッズを活用する:窓に貼るだけでガラスを割れにくくする防犯フィルムや、踏むと大きな音が鳴る防犯砂利も効果的です。ホームセンターやオンラインストアで手軽に購入できます。
留守だと悟られない工夫をする:旅行などで長期不在にする際は、新聞や郵便物の配達を一時的に止めてもらいましょう。また、タイマー付きの照明器具を使って、夜になったら自動で部屋の電気がつくように設定するのも有効です。
まとめ
引っ越しは人生の大きな節目であり、新しい暮らしへの期待に満ちたイベントです。しかし、その裏には思わぬ落とし穴があることも忘れてはいけません。
今回ご紹介した「狙われやすい家の特徴」と「具体的な防犯対策」を参考に、新居での安全な生活をスタートさせてくださいね。