知っておきたい!ホテルで安全に過ごすための防犯術
旅行や出張でホテルに宿泊する際、リラックスして過ごしたいものですが、思わぬ犯罪に巻き込まれることもあります。特に女性の一人旅では、防犯意識を高めておくことが大切です。
この記事では、ホテルでの滞在を安全に過ごすための、知っておきたい防犯術を5つのポイントに絞ってご紹介します。
1. チェックイン時の注意点
ホテルに到着した瞬間から、防犯対策は始まっています。
部屋番号を口外しない: フロントでチェックインをする際、スタッフに部屋番号を言われたら、周りに人がいないか確認しましょう。もし大声で言われた場合は、すぐに聞き返すなどして、部屋番号を周りの人に知られないように注意が必要です。
貴重品は肌身離さず: チェックイン手続き中も、財布やスマートフォンなどの貴重品は、バッグから離さず、必ず身につけておきましょう。
2. 部屋に入るときの防犯術
部屋に入るまでの間も、周囲を警戒しましょう。
不審な人がいないか確認: 部屋のドアを開ける前に、廊下に不審な人がいないか確認します。
すぐに鍵をかける: 部屋に入ったら、すぐにドアの内鍵やチェーンロックをかけましょう。また、ドアについている覗き穴(ドアスコープ)は、外からでも見られる可能性があるため、テープなどで塞いでおくとより安全です。
3. 滞在中の注意点
「清掃中」の札は長時間出さない: 外出する際、ドアの外に「清掃してください」の札を出したままにしないようにしましょう。この札は、部屋が空室であることを外部に知らせることになり、空き巣の標的になる可能性があります。
不用意にドアを開けない: 部屋にいるとき、インターホンが鳴っても、相手が誰か分からない場合は、安易にドアを開けないようにしましょう。ホテルのスタッフでも、事前に用件が伝えられることがほとんどです。
4. 貴重品の管理方法
セーフティボックスを活用する: ホテルに備え付けのセーフティボックス(金庫)があれば、外出時に現金やパスポートなどの貴重品を預けておきましょう。
スーツケースに施錠: スーツケースの中身を空にして外出する場合でも、必ず鍵をかけておきましょう。盗難だけでなく、不審な物を入れられるリスクも防げます。
5. 異変を感じたら
すぐにフロントに連絡: 廊下に不審な人を見かけた、インターホンが不自然に鳴り続けているなど、少しでも異変を感じたら、すぐにホテルのフロントに連絡しましょう。
「ルームサービス」を装った犯罪に注意: 「ルームサービスです」と名乗る不審な人物が来たら、インターホン越しにフロントに確認を取るようにしましょう。
まとめ
ホテルは安全に過ごせる場所ですが、ちょっとした注意でさらに安全性を高めることができます。
チェックイン・アウト時: 部屋番号や貴重品の管理に注意する。
滞在中: 部屋に入ったらすぐに施錠し、不用意にドアを開けない。
貴重品: 常に身につけるか、セーフティボックスに預ける。
これらの防犯術を意識して、安全で楽しいホテルステイを過ごしてくださいね。