玄関ドア用補助錠の選び方と取り付け方|防犯対策の基本
「最近、防犯面が心配で玄関をもっと安全にしたい」と考えていませんか?
一番手軽で効果的なのが玄関ドア用の補助錠です。補助錠は既存の鍵にプラスするだけで、防犯性能を大幅にアップできます。
この記事では、玄関補助錠の種類、選び方、取り付けのポイント、注意点まで詳しく解説します。
玄関補助錠とは?
玄関補助錠は、メインの鍵に追加して取り付ける錠前のことです。
主に以下の効果があります。
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不正侵入防止:ピッキングやバール破りなどの犯罪に対する抑止力
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二重ロックで安心:外出時や就寝時のセキュリティ強化
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鍵の紛失リスク軽減:メイン鍵が一時的に使えなくても補助で開錠可能
玄関補助錠の種類
1. デッドボルト式(シリンダー錠)
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施錠時に頑丈な金属の棒がドア枠に差し込まれる
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防犯性能が高く、泥棒対策に最適
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補助錠としての定番
2. サムターン式(内側ツマミ式)
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室内側にあるツマミで施錠・解錠
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外部からのピッキングやドライバーでの解錠を防止
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簡単に取り付けられるタイプもあり、賃貸でも導入可能
3. ワンタッチロック式
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ドアを閉めるだけで自動施錠される
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高齢者や子どもでも操作が簡単
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防犯性能はデッドボルト式に比べやや低い場合あり
補助錠の選び方のポイント
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ドアの種類に対応しているか
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開き戸、引き戸、鉄製ドアなど、取り付け可能か確認する
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防犯性能
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ピッキング耐性や破壊耐性の有無
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製品に「防犯性能基準(CPマーク)」があるかを確認
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取り付けの簡単さ
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ネジだけで取り付けられるタイプは賃貸向き
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既存のドアに加工が必要なタイプは注意
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利便性
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自動ロックや暗証番号、カードキー対応など、生活スタイルに合うものを選ぶ
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玄関補助錠の取り付け方(基本手順)
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位置を決める
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メイン錠から離して設置するのが防犯上のポイント
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ドリルやネジで固定
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付属のネジや金具を使ってしっかり固定
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動作確認
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施錠・解錠がスムーズか確認
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外側から不正に操作できないかチェック
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※ドアや錠前によってはプロの施工を推奨する場合があります。
補助錠のメリット・注意点
メリット
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メイン鍵だけより防犯性が高い
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自分で簡単に設置できるタイプが多い
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二重ロックで安心感が増す
注意点
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過信は禁物:補助錠だけで完全に安全になるわけではない
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取り付け位置や素材によっては破壊されやすい場合も
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子どもや高齢者が操作しやすいか確認
まとめ
玄関ドア用補助錠は、防犯性能を高める簡単で効果的なアイテムです。
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デッドボルト式は防犯性能が高く、二重ロックに最適
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サムターン式・ワンタッチロック式は利便性が高く、賃貸にもおすすめ
ドアに合ったタイプを選び、正しく取り付けることで、空き巣や侵入犯罪から大切な家を守ることができます。
まずは、自宅のドアと生活スタイルに合う補助錠をチェックしてみましょう。