【完全ガイド】シャッター・雨戸の取り付けで後悔しないための選び方と費用相場
はじめに:台風・防犯対策に「後付けシャッター」が注目されている理由
近年、台風や強風による被害、防犯意識の高まりから「シャッター」や「雨戸」の後付け需要が急増しています。
しかし、実際に取り付けを検討すると、
「どんな種類がいいの?」「費用はいくら?」「DIYでもできるの?」
といった疑問を感じる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、プロが教えるシャッター・雨戸取り付けの選び方・費用相場・注意点を、初めての方にもわかりやすく解説します。
1. シャッターと雨戸の違いを正しく理解しよう
まず混同しやすいのが「シャッター」と「雨戸」。
それぞれの特徴を理解しておくことが、後悔しない取り付けの第一歩です。
| 種類 | 特徴 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| シャッター | スチールやアルミ製で、スライドして開閉 | 防犯性・耐風性が高い/自動開閉可能 | コストが高め |
| 雨戸 | 戸袋に収納する木製・アルミ製の戸 | コストが安い/断熱性が高い | 開閉が手動で手間 |
👉 防犯や台風対策重視ならシャッター、
断熱・防音を重視するなら雨戸がおすすめです。
2. シャッター・雨戸の取り付け方法と施工の流れ
● 既存窓に「後付け」する方法
最近は、既存のサッシをそのままにして後付けできるタイプが主流です。
壁を壊さず短期間で施工できるため、リフォームにも最適。
取り付けの流れ
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現場調査(窓サイズ・外壁材の確認)
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サッシ周りの下地補強
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シャッター枠の取り付け
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本体設置・動作確認
所要時間は1箇所あたり約2〜3時間程度。
3. シャッター・雨戸の費用相場とコスパ比較
取り付け費用は素材やサイズ、手動・電動によって異なります。
以下の相場を目安に考えましょう。
| タイプ | 費用相場(1窓あたり) | 特徴 |
|---|---|---|
| 手動シャッター | 約6万〜10万円 | コスパ重視タイプ |
| 電動シャッター | 約10万〜18万円 | リモコン操作・安全機能付き |
| 雨戸(アルミ) | 約4万〜8万円 | 軽量で耐久性あり |
| 雨戸(木製) | 約3万〜6万円 | 断熱性高いがメンテ必要 |
電動タイプは初期費用が高めですが、毎日の開閉がラクで、防犯センサー連動などの機能も充実しています。
4. 自分で取り付けできる?DIYと業者依頼の違い
● DIYでの取り付け
ホームセンターや通販でも後付けシャッターを購入できますが、
正確な寸法取り・防水処理・固定強度が求められるため、初心者には難易度が高め。
失敗すると「窓枠の歪み」「雨漏り」「開閉不良」の原因にも。
● 専門業者に依頼するメリット
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外壁材(サイディング・モルタルなど)に合わせた施工が可能
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防犯・耐風性能の保証付き
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メーカー保証が適用される
長期的に見れば、プロ依頼の方が安心・コスパ良しです。
5. 人気メーカーとおすすめモデル
国内では以下のメーカーが高評価を得ています。
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LIXIL(リクシル):後付け電動シャッターの種類が豊富
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YKK AP:アルミ製で軽く、防音性・断熱性に優れる
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三協アルミ:デザイン性が高く、外観に馴染むモデル多数
特に、**「スマート電動シャッター」**はスマホ連動で外出先からも操作でき、共働き世帯に人気です。
6. シャッター・雨戸取り付けで助成金が使えることも!
自治体によっては、
「防災対策リフォーム補助金」や「住宅省エネ支援事業」が活用できる場合があります。
たとえば:
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台風・暴風対策リフォーム:補助金上限10万円前後
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断熱改修と併用でさらに上乗せ可能
地域の役所やリフォーム業者に相談してみましょう。
7. 取り付け前にチェックすべき3つのポイント
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外壁の材質:サイディング・モルタルで取り付け方法が異なる
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窓のサイズと開閉スペース:シャッターBOXの厚みを考慮
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電源の有無:電動タイプならコンセント位置を確認
これらを事前に確認しておくことで、施工トラブルを防げます。
8. まとめ:快適で安全な暮らしは窓まわりから
シャッターや雨戸は、
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台風・防犯対策
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断熱・遮音効果
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プライバシー保護
など、暮らしを守るための大切な設備です。
最初にコストをかけても、長期的には光熱費の節約・防犯被害の防止につながります。
専門業者に相談し、あなたの家に最適なシャッター・雨戸を選びましょう。