リチウムイオン電池発火時の消火方法|安全に対処するための手順と注意点
スマートフォンやノートパソコン、モバイルバッテリーなど、日常で使うリチウムイオン電池は便利ですが、過充電や劣化により発火するリスクがあります。万が一発火した場合、適切な消火方法を知っておくことが重要です。
◆ リチウムイオン電池の発火の特徴
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白い煙やプラスチックが燃える臭いが出ることが多い
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火が小さい場合でも高温で周囲に燃え移る危険がある
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水と反応して危険なガスが発生する場合もある
一般的な火災と違い、水で消そうとすると爆発の危険があるため注意が必要です。
◆ 安全な消火方法
1. 小規模の火災(初期段階)
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乾いた砂や土で覆い、酸素を遮断する
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ABC粉末消火器やCO₂消火器を使用すると効果的
2. 大規模火災・広がりそうな場合
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火元から離れて避難
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消防に通報し、消火は専門家に任せる
3. 水の使用は原則避ける
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水と反応して有害ガスや爆発のリスクがあるため、直接水をかけない
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やむを得ず水で冷却する場合は、少量で周囲の延焼防止が目的
◆ 発火を防ぐ日常のポイント
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適正充電器を使用
過充電防止回路付きの製品を選ぶ -
温度管理を徹底
高温・直射日光を避ける -
定期的に状態を確認
膨張、変形、液漏れがないかチェック -
物理的衝撃を避ける
落下や圧迫による内部ショートを防ぐ
◆ 消火後の注意点
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発火後は再発火の可能性があるため、電池は十分に冷却してから廃棄
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冷却した電池は、地域の指定の回収方法に従って処分
◆ まとめ
リチウムイオン電池の発火は初期段階での適切な対応が重要です。
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乾いた砂や粉末消火器で酸素を遮断
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水の直接使用は避ける
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大規模火災は避難・通報を最優先
日頃から正しい充電・保管を心がけることで、発火リスクを大幅に減らすことができます。安全な知識を持つことが、事故防止につながります。