2日目のお風呂を「自動お湯張り」から「追い炊き」に変えた結果!驚きの節約効果と衛生対策
「毎日の水道代、もう少し安くならないかな……」
「お風呂のお湯を毎日入れ替えるのは、もったいない気がする」
家計を預かる身として、避けて通れないのが水道光熱費の節約ですよね。特に、家族が多い家庭や冬場のバスタイムは、お湯を張るだけでもかなりのコストがかかります。
そこで注目したいのが、**「2日目のお風呂を入れ替えずに追い炊きで済ませる」**という選択肢です。実際に自動お湯張りから追い炊きに切り替えると、家計にはどれくらいのインパクトがあるのでしょうか?
この記事では、追い炊き派に切り替えた際のリアルな節約金額から、気になる衛生面の対策まで、専門的な視点を交えて詳しく解説します。
1. 【検証】お湯の入れ替え vs 追い炊き、どっちが安いの?
結論から言うと、水道代+ガス代のトータルコストでは「追い炊き」が圧倒的に勝利します。
一般的な家庭用浴槽(約200リットル)を例に、1回あたりのコストを比較してみましょう。
| 項目 | 自動お湯張り(新規) | 追い炊き(2日目) |
| 水道代 | 約50円〜60円 | 0円 |
| ガス代 | 約100円〜120円 | 約60円〜90円 |
| 合計 | 約150円〜180円 | 約60円〜90円 |
※水温やガス料金単価により変動します。
2日に1回の入れ替えを1ヶ月(30日)続けた場合、毎日お湯を張り替えるよりも月間で約1,300円〜1,800円、年間では約2万円近い節約になる計算です。これは家計にとってかなり大きなインパクトですよね。
ポイント:ガス代の仕組み
実は、冷めきった水を追い炊きするよりも、給湯器で一気にお湯を張る方が「ガスの加熱効率」自体は良い場合があります。しかし、新しく「水」を使うコスト(水道代)が上回るため、トータルでは追い炊きの方が安くなるのです。
2. 2日目のお風呂、気になる「雑菌」の真実
節約効果は魅力的ですが、どうしても気になるのが**「2日目のお湯は汚くないの?」**という衛生面の問題です。
調査データによると、入浴後の一晩放置されたお湯には、数万〜数百万個の雑菌(主に皮膚由来のブドウ球菌など)が繁殖すると言われています。追い炊きをする際は、以下の対策をセットで行うのが鉄則です。
① 「ふろ水洗浄剤」を活用する
ドラッグストアなどで手に入る、ジクロロイソシアヌル酸塩を主成分とした**「ふろ水清浄剤(タブレット)」**を入浴後に入れておきましょう。これだけで翌日のヌメリやニオイを劇的に抑え、除菌効果を発揮してくれます。
② 体を洗ってから湯船に浸かる
基本中の基本ですが、2日目もお湯を使う前提であれば、家族全員が「しっかり体を洗ってから入る」ことで、お湯に持ち込まれる皮脂汚れやタンパク質を最小限に抑えられます。
③ 追い炊き配管の定期的な掃除
追い炊きは浴槽内の水を配管内に循環させるため、配管の中に汚れが溜まりやすいのがデメリット。月に一度は、酸素系漂白剤や市販の風呂釜洗浄剤を使って、内部をしっかり除菌掃除しましょう。
3. 効率よく「追い炊き」するための節約テクニック
せっかくの追い炊きも、やり方を間違えるとお得感が減ってしまいます。効率を最大化するコツをご紹介します。
お風呂のフタを必ず閉める
当たり前のように感じますが、フタの有無で熱の逃げ方は全く違います。前夜、最後に入った後もすぐにフタを閉め、翌日の追い炊き中もしっかり閉めておくことで、加熱時間を短縮できます。
「足し湯」を併用する
お湯の量が減っていると、追い炊きポンプに空気が入って効率が落ちることがあります。少しお湯を足してから追い炊きする方が、熱伝導が良くなり早く温まる場合があります。
保温機能は最小限に
最新の給湯器にある「自動保温」機能は便利ですが、誰も入っていない時間に何度も加熱を繰り返すため、光熱費を押し上げます。2日目は「入る直前に追い炊き」をするのが一番経済的です。
4. まとめ:賢く使い分けてストレスのない節約を
2日目のお風呂を追い炊きに変えることで、水道光熱費を大幅に削減できることは間違いありません。
家計重視なら: 2日目は「追い炊き+除菌剤」で節約。
衛生・快適重視なら: 夏場や家族が多い日は毎日交換、冬場は2日1回など柔軟に。
無理をして不快な思いをするのは本末転倒です。自分たちのライフスタイルや汚れ具合に合わせて、賢くお風呂の機能を選んでみてくださいね。
まずは今夜から、入浴後の「ふろ水清浄剤」を試してみませんか?
翌日のお湯の透明度やニオイの違いに驚くはずです。賢い節約で、浮いたお金をちょっと贅沢な入浴剤や家族の楽しみに回しましょう!