シャッターなしの窓は狙われる?空き巣が嫌がる「後付け防犯対策」の優先順位
「夜、寝ている間に窓を割られたらどうしよう」「シャッターがない窓は、空き巣に狙われやすいのでは?」と、家の防犯面に不安を感じていませんか。
最近の住宅では、デザイン性やコストカットのためにシャッター(雨戸)を設置しないケースが増えています。しかし、防犯の観点から見ると、シャッターのない窓は侵入者にとって「ガラスを割るだけで入れる絶好の入り口」に見えてしまうのが現実です。
この記事では、シャッターがない窓がなぜ狙われるのか、そして空き巣が犯行を断念する「後付け防犯対策」を、効果の高い優先順位に従って詳しく解説します。
なぜ「シャッターなし」の窓は空き巣に狙われやすいのか?
警察庁のデータによると、一戸建て住宅への侵入手口で最も多いのが「ガラス破り」です。シャッターがない窓は、以下の理由でターゲットになりやすくなります。
侵入までの時間がかからない: シャッターをこじ開ける手間がないため、ガラスを割って数秒から数十秒で室内に侵入できてしまいます。
中が透けて見える: 室内灯の漏れ具合から、住人の不在や就寝状況、室内の資産状況を把握されやすくなります。
心理的障壁が低い: 「防犯意識が低い家」という印象を与え、下見の段階でマークされるリスクが高まります。
【優先順位:1】最も効果的!「防犯フィルム」でガラスを強化
シャッターがない窓の対策として、最も優先すべきは防犯フィルムの貼付です。空き巣は「侵入に5分以上かかると諦める」という習性があります。
効果: 350ミクロン以上の厚みがある防犯フィルムを貼ると、ハンマーで叩いてもガラスが飛び散らず、手を入れる穴を開けるのに多大な時間をかけさせることができます。
メリット: 外観を変えずに施工できるため、住宅のデザインを損なうことがありません。UVカットや飛散防止効果も得られます。
ポイント: 必ずガラス全面に貼ることが重要です。鍵の周りだけの「部分貼り」は現代の空き巣には通用しません。
【優先順位:2】侵入を物理的に阻む「補助錠」の設置
窓の標準的な鍵(クレセント錠)は、実は防犯用ではなく「気密用」です。これに加えて補助錠を取り付けるのが、安価で非常に効果的な対策です。
効果: サッシの上下に補助錠を付けることで、たとえガラスを一部割られても窓が開かないようにします。
メリット: 数千円から購入でき、自分で簡単に取り付けられるタイプも多いです。
ポイント: 「外から見える位置」に設置することで、「この窓は開けるのが面倒だ」と思わせる視覚的な抑止力にもなります。
【優先順位:3】視覚と聴覚で訴える「屋外設備」の導入
窓そのものの強化に加え、窓に近づかせない、あるいは近づいた時に驚かせる仕組みを組み合わせます。
人感センサーライト: 死角になりやすい窓際に設置します。急に照らされることで、犯人は「誰かに見られたかもしれない」という心理に陥り、退散を促します。
防犯砂利: 窓の下に敷き詰めることで、歩くたびに大きな音が鳴ります。音を嫌う空き巣にとって、足元の音は最大の警戒対象です。
防犯カメラ(ダミー含む): 「記録されている」という事実は、プロの空き巣ほど嫌がります。
【優先順位:4】物理的な最強障壁「後付け面格子」
トイレや浴室、小窓などの小さな窓であれば、面格子を後付けするのが最も確実です。
効果: 窓全体を金属製の格子で覆うため、物理的に侵入が不可能になります。
メリット: 窓を開けて換気をしながら防犯対策ができるため、水回りなどの湿気がこもりやすい場所に最適です。
ポイント: ネジ頭を潰して取り外せないように加工された「高強度面格子」を選ぶと、より安心です。
結論:複数の対策を組み合わせて「隙のない家」を作る
空き巣は、一つの対策だけでは突破口を見つけてしまうかもしれません。しかし、「防犯フィルム」で時間を稼ぎ、「補助錠」で物理的にブロックし、「センサーライト」で心理的に追い詰めるという、複数の層を作ることが大切です。
特に、シャッターがない窓にとって防犯フィルムは「透明なシャッター」とも言える最強の味方になります。プロによる適切な施工を行えば、見た目はそのままで、鉄壁の守りを手に入れることができます。
まずは、家の中で最も狙われそうな「1階の死角にある窓」から対策を始めてみませんか。今日からの備えが、家族の安心と安全な毎日を守ります。
もし、どの対策から手をつければいいか迷ったら、一度防犯のプロに「家の弱点」を診断してもらうのが、後悔しないための近道です。
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